明治大学ヨット部 葉山合宿所 新築のお知らせ

明治大学葉山合宿所完成予想図

悲願だった合宿所建設

陸(東)側から見た葉山合宿所予想図明治大学体育会ヨット部の新合宿所となる葉山合宿所(仮称)の着工が決定足しました。この葉山合宿所は明治大学が建設する合宿所であり、本学ヨット部にとっては歴史上初となる自前の合宿所となります。本学ヨット部は1941年の創部以来、民家を賃借して合宿所として使用したり、他大学ヨット部の合宿所に居候したりしながら、クラブ活動を継続してきた歴史があり、合宿所確保に悩まされ続けてきた369名(物故者含む)全OB悲願の合宿所建設がいよいよ現実のものとなりました。

 これまで本学ヨット部は横浜の八景島合宿所に拠点を置き、大会のたびに葉山へとレース艇を移動し、賃借の合宿所へ引っ越しをしながら活動を続けてきましたが、ここ近年、葉山での合宿所確保が難しくなってきたこと、この年2回(春/秋)の移動にともなう経済的負担や交通事故などのリスクを鑑みて、葉山に自前の合宿所を持つことが今後の安定的なクラブ運営にとって最も合理的な選択であることを大学側にアピールし続けてきた結果、大学の理解を得ることができ、葉山港の目の前という絶好のロケーションに、地上3階建ての鉄筋合宿所が建設されることになったのです。

ヨットの聖地

葉山港の石碑 新合宿所が建設される場所は、下の地図のとおり、葉山港の目の前です。この港には「日本ヨット発祥の地」という石碑があり、まさに日本におけるセーリング文化の聖地ともいうべき場所です。関東学生ヨット選手権が開催される森戸海岸へも徒歩で行ける立地で、通年で活動できるロケーションです。


森戸神社で安全祈願祭

森戸神社での安全祈願祭 10月15日、葉山合宿所新築の安全祈願祭が、葉山町の森戸神社で執り行われました。施主である明治大学、土地を所有する葉山マリーナ-、建築を担当する京王建設、さらに明治大学体育会ヨット部の関係四者によって、建築の安全が祈祷されました。

 祈願祭の後、建設予定地と、出入港に利用する葉山新港の視察が行われました。これまで時間貸し駐車場だった建設予定地は、地質調査も終建設予定地の視察わりきれいに整地され、工事の着工を待つばかりの状態となっています。関係者の中には初めて建設予定地を訪れた人もいて、予想以上のロケーションのよさに驚きの声が上がっていました。

 建設が予定されている鉄筋3階建ての合宿所は、1階部分が陸側から見た建設予定地艇庫、2~3階が合宿所となり、男女の部員が寝泊まりする上での最低限のプライバシーが確保できる設計となった近代的な施設です。間もなく基礎工事が始まり、これから着々と新合宿所の建設が進む予定です。竣工は来春~夏の予定ですが、工事の進行具合については、このサイトの中に特別ページを用意して、日々できあがっていく新合宿所の様子をリポートしていく予定です。