大学の授業にはきちんと出られますか?
合宿や試合と大学の授業が重なってしまった場合はどうするのですか? ゼミや卒論指導と大事な試合が重なってしまったら?
通常の合宿は週末主体です。
セーリングという競技はグラウンドや体育館などでできる性質のものではなく、試合も練習もキャンパスから遠く離れた海で行う必要があります。そのため、他のクラブのように授業の後に練習するというわけにはいかず、合宿を主体としたスケジュールとなります。
本学ヨット部の合宿は、金曜日の夜に神奈川県の合宿所に集合し、土曜日に終日海上練習を行い、日曜日は海上練習後にヨットの片付けを行ってから合宿を解散するというものですので、通常の授業には基本的に支障を来さないはずです。長期の合宿は夏休みなど長期休暇を利用して行います。
ただ、平日に行われる試合があるため、何日かは授業に出られない日があります。重要な大会は、4月末~5月の連休を中心に行われる春の関東インカレと、10月末に行われる秋の関東インカレ、さらに秋の関東インカレで勝ち残った場合は、11月上旬に開催される全日本インカレの3つとなります。大学の授業は、中学や高校と違って、自分でカリキュラムを編成することができますから、あらかじめ重要な試合と重要な授業が重ならないように調整することで、大体の対応はできるはずです。
もし、どうしても外せない授業と、それらの大事な試合が重なってしまった場合、授業を優先するのが学生のあるべき姿でしょう。ただ、最終的には本人の判断に任せることになります。学生の本分は学業にありということは、本学体育会の大原則です。よって、著しい単位の不足や留年という事態に陥った部員については、練習/試合など競技への参加を自粛させる措置もあり得ます。