理工学部ですが、体育会と学業を両立できるでしょうか？　明治の理系は４年間生田キャンパスですが、不都合はありませんか？

理系にこそやってもらいたい競技です。

　理工学部や農学部など、理科系の学部は実験などのカリキュラムが密なこと、さらには４年間生田キャンパスで過ごすという地理的な事情から、体育会に入部するケースが少ないのは事実ですが、本学ヨット部では過去に何人も理科系学部の部員が在籍し、４年間きっちりヨット部で活動したという例はいくつもあります。
　理科系学部の学生の方が、授業に対しての覚悟や準備ができているからなのか、単位不足や留年するというケースは、ほとんどなかったように思います。実際、東京工業大学や東京理科大学といった理科系の単科大学の体育会ヨット部も、本学ヨット部と同等の活動内容で頑張っています。
　ヨットレースという競技は、流体力学、気象学、造船工学、さらにはコース選択における数学的アプローチなど、理科系的な発想が極めて有効にはたらくスポーツです。４年間の研究テーマを「セーリング」に据えて、アカデミックな取り組み方をしてみるのもエキサイティングだと思いませんか？